« チェルニウツィからコロミアへ | トップページ | マラムレシュ地方を周遊 »

2016年4月30日 (土)

ウクライナからルーマニアに歩いて入国

今日は早朝から列車でRahivというルーマニア国境近くの町まで行き、そこからソロトヴィノというルーマニアのシゲットマルマツィエイ対岸の町まで移動して国境を越える。列車は7:21発なので、朝7時にはホテルを出発しなければならないので、朝食は残念ながら食べられない。昨日受付をしてくれた人がチェックアウトで見送りしてもらい、駅までは一直線の道を20分ほど歩く。このあたりは旧ソ連時代らしいコンクリートのマンションで景観的にはあまりおもしろくない。この時間だけいろいろな列車が集中しているが、何番線にどこ行きが来るのかさっぱりわからなかったが、Rahiv行らしき客車が20分遅れくらいで入ってきて無事乗ることができた。コロミアで降りる人が多く、ここから先はガラガラ。Rahivまではそれ程距離はないのだが、なんと4時間も掛かる。スピードは時速30km/hくらいだろうか、ルーマニアやベトナム並みの遅さ。車掌さんがお茶を無料でサービスしてくれた。昨日は6グリブナだったので、出そうとしたらいらないとのこと。1日1往復しかない列車なので単線でも交換待ちのような停車はなく、沿線の踏切や小屋で鉄道係員の人が結構多くいるので、列車が来ない時間以外はいったいどうしているのだろうと疑問に思ってしまう。途中でどんどん人が降りて終着までにはほとんど人がいなくなってしまった。出発が遅延した上、到着予定時間の11:12より10分早かったので、次かなと思っていたら、終着Rahivに着いていた。ここからソロトヴィノまではタクシーを覚悟していたが、マイクロバスがあり、26グリブナちょっとで乗ることができた。線路はシゲットマルマツィエイまで続いているのだが、軌間が国境で変わり台車を交換しなければならず、需要も少ないので運休になってしまったのだろう。昨日利用したブコビナ号は週末だけルーマニアに直通している。バスの後ろの席の人にソロトヴィノ-1駅近くになったら、教えてもらえるようお願いしておいて、12:50駅への入口となるスラティナというところで下車。Rahivからなら乗れたが、逆にここからバスに乗るというのはわからないだろう。帰りに乗車するソロトヴィノ-1駅を確認して徒歩でルーマニア国境へ。高速道路の料金所のようなところでまずはウクライナ出国手続きを行って、歩いて国境のティナ川の橋を渡る。できたばかりの感じの目新しい免税店もあるが、橋は車が片方向しか通れない木造の橋でなかなかおもしろい。ただ、もともとはこの地域は同じマラムレシュ地方で両岸に木造教会群があるが、過去の戦争で国境変更により分断されてしまった悲しい過去がある。対岸のルーマニア側に着いて入国手続き。審査官の人はナルトが大好きとのこと。手続きを終えて入国するとタクシーがいたので、聞いてみたが英語ができないので、他のタクシーに聞いてみてほしいとのこと。ちょうど国境にお客さんを送りにきた1台が来たので、バルサナ、ボティザを回ってオンチェシュティまでお願いしたいので、いくらくらいか聞いてみたが、メーター制なので、どのくらいかわからないと言っていたが、2.2レイ/kmで80kmくらいということでお願いした。途中シゲット中心部のATMで300レイを引き出し、マラムレシュ地方へ向かおうとしたが、タクシーの運転手さんが自宅で食べて行かないかと誘ってくれた。今日は朝も昼も食べていなかったので、地元の料理が食べられるとはうれしい。自宅では奥様がロールキャベツに似たサルマーレとスープ、お酒の入ったチョコレートケーキを振る舞ってくれた。こうしたおもてなしはマラムレシュの伝統なのだという。食事をいただいてから世界遺産のバルサナ修道院に向けて出発。途中今日宿泊するオンチェシュティを通り、バルサナの町を抜けて、修道院に到着。ここは日本で言えば白川郷のような感じで、観光客も車やバスでたくさん来ており、新しい木造教会も建築中。ちょっと観光地化されてしまっている。
バルサナ修道院の木造教会
バルサナ修道院の教会内部
バルサナ修道院
続いて美しい民族衣装が見られると期待してボティザ村まで行ってもらったが、土曜日だとこれといったものはなく、残念ながらオンチェシュティの民宿へ。タクシー代は220レイでもう少し多めに引き出しておけばよかったと後悔。イースターということもあり、近隣の宿泊施設は数か月前からほぼ満室で、予約しようと思ったところも2泊以上からでないと受け付けてくれなかったり、カード決済ができず前払いというところが多く、10ユーロくらいから泊まれるところが多い中で、40ユーロ(夕食と朝食を付けて50ユーロ)と高めながらもようやく取れたところである。ホテルの人に聞いたところ、明日の日曜礼拝はあるが、あさって月曜日にバイヤ・マーレに近い、スルデシュティという村でお祭りがあるとのこと。奥様が明日9時に旦那さんが教会に行くので一緒に連れて行ってくれるとのこと。ウクライナのリヴィウで1日予備日として宿泊予約していなかったので、スルデシュティに近いスキー場のホテルSuper Skiというホテルを予約して、ウクライナに戻るのを1日後にすることにした。19時から夕食ということで、強めのさくらんぼマークの地酒を出してくれたが、やはりなかなかきつい。食事はサルマーレとスープにデザートと先ほど食べたものとほぼ同じ。

« チェルニウツィからコロミアへ | トップページ | マラムレシュ地方を周遊 »